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2009.04.04 いかしば(4)
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【いかしば】 ミズイカの産卵床
 ミズイカの産卵場所の確保や漁の効率化のため、”いかしば”と呼ばれる雑木の枝木を束ねた人工の産卵床を設置管理増床しています。
 イカの産卵期間中にいかしばの状態を良好に保つことがイカが卵を産み付けるポイントなので、定期的にイカシバの保守点検を行っています。


 親川崎に魚突きに行った帰りに大和浜に設置したイカシバを見に行くと、シバは流出していて4,5本しか残っていませんでした
 せめて残ったシバと土のうを密着させようと潜ると・・・卵のう発見~
 シイギの枝に真っ白な房状の卵が産み付けられていました。
 イカシバは1匹が産卵すると安心して続けざまに卵を産み付けるらしいのですがここにはわずかしか産卵床が残っていません。
 ベビーブームを起こさせるためにはもう少しシバを増床したほうがよさそうです
2009.03.16 いかしば(3)
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【いかしば】 ミズイカの産卵床
 ミズイカの産卵場所の確保や漁の効率化のため、”いかしば”と呼ばれる雑木の枝木を束ねた人工の産卵床を設置管理しています。
 イカの産卵期間中にいかしばの状態を良好に保つことがイカが卵を産み付けるポイントですが、先日の大シケによりバラけてしまいました。


 今日はバラけたいかしばの補修と合わせて、新たに”建て増し”をしてきました。
 ゆりむんや伐採木でいかしばを作ろうと朝から試行錯誤でした。
 漁協に黒色土のう(耐候性土のう)がなかったので、ヒエン浜に漂着していた丈夫そうな魚網で縫った大型土のうに小土のう25体を投入してアンカーを設置しました。
 シバは、崎ノ浜に大量の伐採木があったので10本ほど船で曳航して、てアンカーに引き込み結束
 増築の後はバラけた既存の土のうと柴を寄せ集めて完了
 イカシバツリー、いやイカシバタワー、いやいやイカシバヒルズの完成です! ダイバンダロガー
 しかしながら・・・水深15mの海底で土のうを引きずり回したり木を引っ張ったり・・・キュウヤダレター!
 おかげで、注文のてらじゃとりに行けんかったがなー
2009.03.10 いかしば(2)
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【いかしば】 みずいかの産卵床
 ”みずいか”(ツツイカ目・ジンドウイカ科・アオリイカ)の産卵場所の確保や漁の効率化のため、村では”いかしば”と呼ばれる雑木の枝木を束ねた人工の産卵床を設置しています。
 いかの産卵期間中にいかしばの状態を良好に保つことがいかが卵を産み付けるポイントです。
 船上から投下しただけでは柴がバラけてしまうので、流出しないよう密集して設置し、さらに定期的に潜って保守点検をする必要があります。

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 先日”まほろばやまと漁業集落”(国の離島漁業再生支援交付金制度により指定された団体)で、いかしばを投入しました(設置の様子はコチラ
 ”のりきご”と”くるがま”の2箇所に設置して1週間が経過し、その間にが続いたので状況を見に潜ってきました。
 結果は・・・あまり芳しくなく、特にのりきごは密集設置が十分でなかったようで20体のうち5体が流出していました。
 土嚢は残っているのですがヒモが解れ柴が流れているのです(写真中央)
 設置方法云々よりまずはヒモの結束をしっかりしないと・・・
 実は昨年も設置一月後に追跡調査をしたのですが、設置した50体すべてが流出していました。
 一方、くるがまは海中を引きずられた様な形跡があったけど30体殆どが残っていました。
 流出防止のため土嚢をピラミッド状に積み上げ柴が絡み合うよう再度設置。
 引き続き経過観察(警固?)し、産卵したときはブログで報告します
2009.02.28 いかしば
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【いかしば】 みずいかの産卵床
 ”みずいか”(ツツイカ目・ジンドウイカ科・アオリイカ)は高価で取引される重要な水産資源で、主にミズイカ曳縄漁(いきゃびき)により水揚げされます。
 みずいかは春先から初夏にかけて、穏やかな湾内の水深10m前後の”しるじ”(砂地)に生える海草等に、数千粒の卵の入った袋(卵嚢)を生みつけます。
 海草のかわりに”いかしば”と呼ばれる雑木の枝木を束ねて沈めた人工の産卵床を設置するとイカ類が産卵することが知られており、全国的に漁業関係者によりいかしばの設置が行われています。


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 今日は”まほろばやまと漁業集落”(国の離島漁業再生支援交付金制度により指定された団体)で、いかしばを投入しました(前回のでぇーいきゃだ設置の様子はコチラ)。
 前日に切り出した”しいぎ”(イタジイ)の枝を土嚢にくくりつけたいかしば200体を4地区に振り分けて準備完了
 浦内地区では巌オジの大吉丸でのりきごと、和夫オジの海丸でくるがまに向け”ごーあへっ”
 もちろん2箇所とも天然の産卵場所としてもAランクの好条件場所です
 潜って設置場所を決めいかしばが拡散しないよう海中から指示しながら慎重に投入
 投入後も離れたものを移動して、すべてが直径5m以内の範囲に納まりました
 これなら流出の危険性が少なくなり、何よりイカが好んで産卵するハズ
2009.02.05 いきゃびき
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【いきゃびき】 イカ釣り曳縄漁(漁法)
 ”みずいか”(アオリイカ)はイカ類の中で最も高値で取り扱われる人気のイカです。
 冬になると繁殖のため浅瀬に寄ってくるので多くの釣りキチ達がイカ釣りに興じます。
 イカ釣りは、ボラや”かたやす”(ヒメジ)などの生餌で釣る方法と、”餌擬”(木製の擬似餌)で釣る方法の2種類があります。
 生餌釣りの方が釣果が期待できますが、餌擬釣りは手を汚さずに手軽に釣れるので根強い人気があります。
 兄ょは餌擬を使った昔ながらの”いきゃびき”(曳縄漁)で漁をします。
 旧暦の7日から18日の月夜に出漁し、餌擬を曳いた船でリーフ沿いをゆっくりと流します。
 ちなみに、みずいかの”まだ”(イカ墨)はイカ墨汁の大事な材料なので、まだを吐かないよう釣り上げた後に手早く墨袋を縛ります(写真のイカは潜って突いたイカです)。


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 「奄美地方の今夜は北東の風、沿岸の波の高さは1mでしょう。」との天気予報だったのに・・・浜に下りると宮古崎はと瀬波とても潜れそうもない様子
 天気はなので予定を変更して今シーズン初のいきゃびきに行くことにしました。
 イタチ猟師のシゲ兄にすると「もちろん行く」との返事なので同行。
 波が高く岬を回れないので湾内を流しているとシゲ兄の餌擬にヒット!
 「食ったぁー!食ったどぉー!・・・アレッ?・・・バラしたぁ~」とシゲ兄落胆の声。
 兄には黙っていたけど、おそらく針に掛かったのは地球の一部のハズど。
 そんなこんなしながらも、明かりの下島影を見ながら舟を走らせると潮風が心地よかった
 そして焼酎も旨かった
 しばらくして本物のイカをゲッしたので速攻帰宅シゲ兄ん家で刺身を切って漁祭でした
2009.01.02 ふなよえ
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【ふなよえ】 舟祝い(年中行事)
 1月2日は二日正月といい“ふなよえ”(舟祝い)や“せっくのよえ”(大工の祝い)をします。
 漁師の家では年末のうちに船の船首に門松(松・竹・ゆずる、うらじろ、あつこ)を飾っておき、1月2日に自宅で“三献”をしたあとに家族でふなよえに行きます。
 酒と塩で船体を清め舟神様に一年の航海安全と豊漁を祈願します。
 また、二日正月は農耕始めの日でもあり、”よえ”(祝い)が終わると畑や山に形ばかりの作業をしに行きます。
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【てっぽうとぎゃ】 水中銃(漁具)
 RIFFE EURO 120
 アメリカ製ライフ社の木製水中銃で、射程距離の長さと命中率の高さ、機関部(引き金)の精巧さは現時点でのベストオブ”てっぽうとぎゃ”といっても過言ではないでしょう。
 特にユーロシリーズは振り回し易いスマートな形状と、(ヨーロッパ製品と比べ)比較的安価な価格設定から最も人気がある水中銃です。
(興味の無い人には度々のつまらない話でスミマセン)。


 ライフ製とぎゃは見た目の美しさからついつい過保護にしがちです。
 ダイブウェイズがマイペースでつれまわす島娘の扱いとすると、ライフは気を使いながらご機嫌を伺う内地娘の扱いといったところでしょうか。
 ダイブウェイズなら一日炎天下にさらしてもテキトーにすすいで倉庫に放り投げるのですが、ライフの場合は船上で日差しが強いとそっと布を掛け、家に持ち帰っても木肌を植物性オイルで丁寧にケアするなどのメンテナンスを欠かしません。
 ”きょらむん”(美人)で”でけむん”(働き者)のライフですが・・・やっぱり兄ょ適にはどちらかというと島娘のようなダイブウェイズ方があってるような気がします。
 少々の紫外線など吸収する健康的な浅黒い肌と、手荒な扱いに耐える丈夫な胴づくり、なにより長年使い込んだ信頼感はやっぱり島娘が一番です。 だろがっ? 
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【てっぽうとぎゃ】 水中銃(漁具)
 DIVEWAYS super MAGNUM(上)・MAGNUM(下)
 国産メーカー、ダイブウェイズ社の水中銃で、構造がシンプルで耐久性が高くトラブルが少ないため漁師の中で最も人気のある”てっぽうとぎゃ”の一つです。
 兄ょは大きくて射程距離の長いスーパーマグナムを昼潜用に、小さくて小回りの利くマグナムを夜潜用に使っています。
 ただし、ダイブウェイズ純正のシャフトや台座、スリングゴム、マズル、止め金等々は奄美近海で使うには不向きな点があり手直し(取替)が必要で、漁師達は漁果を高めるためそれぞれにこだわりをもって改造しています。
 長年使いこなしたてっぽうとぎゃは持ち主のポリシーや愛着が感じられ見飽きることはありません(興味の無い人にはつまらない話でスミマセン)。
 なお、県漁業調整規則により遊漁者(非組合員)がてっぽうとぎゃを使用して魚を捕獲することは禁じられています(ダメダメ君でスンマソン)。


 16年前にてっぽうとぎゃ(下のマグナム)を手にしてから潜りの世界が一変しました。
 その後の行動を考えると人生を変えた一品といっても過言ではないかもしれません。
 それまで子供(素人)の潜りといえば浅海での貝取りとタコ獲りぐらいでしたが、てっぽうとぎゃで泳ぐ魚を突き始めてからは行動範囲や視界、オーバーに言えば人生観さえ変わりました。
 恐ろしい思いもしたけど漁の楽しみや食べる楽しみを教えてくれ、なにより島を大好きにしてくれました。
de-iyuya01【でぇーいきゃだ】 竹製浮漁礁(シイラ漬漁)
 ”ひゅー”(しいら)は回遊性の魚で、冬場に北風が吹くと波に乗って湾内に入り込んできます(ぴゅーちばひゅー)。
 ひゅーは流木や浮き玉、ゴミなどの漂流物の周りを好むので、漁師達は目ざとく漂流物を見つけるとその周辺に船を走らせ、ホロ引き(引き縄)でひゅーを狙います。
 ひゅーが漂流物の周りに集まる理由は、摂食のため、陰を好むため、音に誘われる等、諸説ありますが実際のところは定かではありません。
 しかし漁師達は経験的に、フジツボの付着した孟宗竹が特に集魚効果が高いのを知っていて、古くからアンカーにロープで孟宗竹を係留する”でぇーいきゃだ”を設置していたそうです(内地ではシイラ漬けと言うらしい)。


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 今日は”まほろばやまと漁業集落”(国の離島漁業再生支援交付金制度により指定された団体)で、でぇーいきゃだを製作、設置しました。
 4カ月前に切り出し海水に浸しておいた孟宗竹を20本ずつ束ねて2組のでぇーいきゃだを作り、”黒がま”沖と”親川浜”沖、水深40~50mの海域に設置しました(いずれもひゅーの寄りつく好漁場です)。
 これで日曜日の”くんにょり ハッピー フォーエバー”の際は、”ひゅーのちゃんちゃん焼”(ひゅーとたっぷり野菜と蒸し焼きにして味噌で味付けする鉄板焼)が食べられることでしょう。
2008.10.17 がしちわり(3)
081017uni01【がしちわり】 ウニ割り(漁業)
 奄美漁協管内におけるウニ漁の期間は7月1日から10月31日までの4カ月間と定められています。
 昨年までの大和支所管内では7月20日から8月20日までの1月間が漁期でしたので今年は3カ月の漁期拡大です。
 ウニは秋口の台風にもまれると”身が溶ける”(水分が増し柔らかくなる)と言いますが、身入りは9・10月が最大です(参考:鹿児島県水産技術開発センター)。
 オバ達は10月になった今でも潮が引くとがしち採り・がしち割に余念がありません。
※ これまでのがしち割の様子→がしちがしち(2)がしち(3)がしちわりがしちわり(2)


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 4、5日前から”みーにし”(北西の季節風)が吹き始め、湾内では”ひゅー”(シイラ)を狙う漁師達の引き縄漁が始まりました。
 そんな初冬に、ヤス姉から「ワンためがしちとぅてぃこよ。」(私のためウニ採ってこい)との指令がありました。
 「こんな時期に・・・」と、ボヤキながらもマスクとフィンを持って船を出しました。
 例年身の肥えたウニがいる場所で潜ると、”しゅぎわ”(波打ち際)の”なば石”(板状の珊瑚石)の下に海草や木くずを被った粗いウニが点在していました。
 この状況なら間違いなく親指大の身が詰まっています。
 小一時間程潜ってコンテナ(写真の箱)4箱のウニを採りました。
 7月頃のウニはコンテナ1箱で(二合瓶)2本の身がありましたが、その日は4本/箱の身がとれました。
 同じ労力で2倍の水揚げとは・・・解禁明けのドタバタぶりを思うと”慌てる乞食はナントカ”ということでしょうか?
 夜は(土鍋で炊いた)炊きたてのご飯にたっぷりのウニをかけてうにどんぶりにして食べました。
 さすがに今期最後の生ウニだろーな ┳┳ …..(((((ヾ( o・д)っ ゴッソーサン♪
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