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100519kame
【くっかるぬなきてければ、かむぃぬあがりゅん】 季節の諺
 「くっかる(アカショウビン)が鳴きはじめる頃になると、ウミガメが産卵のため海岸に上陸する。」という意味の季節の諺です。
 ウミガメは5~8月の夜間に産卵のため海岸に上陸し、砂浜に50~60センチ程の深さの穴を掘り、100個程の卵を産み落とします。
 ピンポン玉ほどの白い卵は、つい最近までシマンチュのタンパク質の供給源として夏場の食卓を賑わしました。
 沸騰しても固まらない柔らかな殻の一部を噛み切って身をチューチュー吸ったのを憶えています(ザラザラした食感の黄身が美味かった!)。
 以前は多くの人たちが早朝から海岸を散策し、亀の卵を探したものです。
 ウミガメは上陸しても確実に産卵するとは限らず、例え産卵しても数箇所にカモフラージュを施すので卵を探す人々は手に細い1m程の棒を持ち、ウミガメが穴を掘ったと思われる場所を見つけると、”ブスリ、ブスリ”と砂浜に棒を突き刺します。
 お目当ての場所に突き刺すと手ごたえと共に棒には卵と砂がべっとりと絡みつき、容易にお宝を見つけることができました。
 もちろん現在は許可無く亀の卵を掘り起こしたり、持ち帰ったりすることは固く禁じられています。


 「キュルルルー」とアカショウビンの鳴き声が聞こえ始めた5月の朝、「ゆぶぃ かむいぬ たまごなしゃっとー」(昨夜亀が産卵したぞ)と、元ヤクザのタダシ兄から連絡が
 「なん かだろがー!」(兄食べたでしょ)、「あいー かどぅらんどー!」(いやー食べてないよ!)。
 そんなやり取りになったのは兄が自他共に認める大の亀卵好きだから
 以前、青壮年団が海岸で飲んでいる最中にウミガメが上陸し産卵を始めたとき、涙を流しながら卵を産む亀の姿に感動するみんなをよそに兄だけが、「なーっりっくゎ かまちくりり」(少しだけ食べしてくれ)と全員からヒンシュクを買ったことも
 まあ、兄を信じて2ヵ月後、小亀が孵化して海に帰るのを楽しみに待ちましょう ミマモロヤー!

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