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2009.01.18 えらぶち(2)
090117erabuti
【えらぶち】 ブダイ(魚名)
 スズキ目・ブダイ科・イチモンジブダイ。
えらぶちの仲間は夜になると珊瑚の窪地やテーブル珊瑚の影で単体で眠ります。
 4,5kg以上の”おーがん”や”げんのー”(ナンヨウブダイ)になると、リーフの溝やエッジ下の砂地に粘膜を張って堂々と熟睡しています(寝ている間は少々のことでは起きません)。
 また、えらぶちは珊瑚をねぐらとしてだけでなく食用(主食)にしています。
 オウムの様な硬い嘴でガリガリとかじり取り、咽頭歯と呼ばれる臼状の奥歯ですりつぶして中に含まれる珊瑚藻を栄養源としているそうです。
 その噛み砕いた大量の排泄物は堆積して砂浜を形成するといわれています。


 珊瑚は浅瀬に生息する海草や魚介類の食物連鎖の底辺を支えているばかりでなく、砂浜、”いのー”(礁池)、”くし”(リーフ)といった生態系そのものを形作っています。
 温暖化による白化現象やオニヒトデの食害により島の珊瑚は大きなダメージを受けましたが、これらは近年新たな珊瑚の着床により僅かながら回復が見られます。
 しかしながら、湾内の生活排水や赤土による水質汚染は危機的状況で、泥をかぶった珊瑚は新たな珊瑚の着床も見込めず、なによりここ数年は珊瑚のベースとなる岩礁そのものが崩れ始めています。
 集落前の珊瑚が死滅してえらぶちの寝姿が見当たらなくなるのと同じくして、台風の高波が集落に押し寄せ被害をこうむるようになりました。
 人間もえらぶちと同じだけ珊瑚に依存しているようです。
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