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2010.07.23 かむぃ
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【かむぃ】 ウミガメ(海亀)
 爬虫類・カメ目・ウミガメ科・(アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイ)
 ウミガメは5月から7月の間の夜間(まれに昼間も)、産卵のため砂浜に上陸します。
 用心深く砂浜に上陸するウミガメですが、十分な海岸幅がなかったり、砂の堆積が60Cm未満であったり、卵がふ化するのに適した細かな砂がない場合は砂浜を掘り散らかすだけで産卵せずに海に帰ってしまいます。
 近年は波の浸食により海岸が痩せ(砂の量が減って)ウミガメの産卵できる海岸が減少していまが、今年の国直海岸はウミガメの上陸クラッシュで、5月18日の初観測以来15頭以上の上陸を確認しています。


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 おととい、キャプテンゆーじ兄(舟漕飲みキャプテン)がユンボで海岸の整地作業をしていたら、砂の中から亀の卵が出てきたらしい
 一部破れた殻の中から亀の形になりかけた個体が見えたというので、恐らく6月13日に上陸が確認されたカメの卵でしょう。
 すぐさま村の自然保護推進員の永井さんと勝間田さんが来て、防護のためのバリケードと看板を設置して行きました
 ウミガメは産卵から60日後にふ化するらしいので、8月13日金曜日の夜9時頃(満潮時)にはかわいい子ガメが見れるかも(おととしの子ガメ
 みなさ~ん、8月13日は子ガメツアーで国直海岸に集合ですよ~


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 6月13日には複数のウミガメの上陸が確認され、その足跡を見比べたら産卵の卵はアオウミガメだと推測できました(上の左側の写真)。
 アカウミガメやタイマイは、左右の足を交互に動かして(クロールのように)進むのですが、アオウミガメは左右の足をそろえて動かせて(バタフライのように)進みます。
 上の写真を見比べると、左の写真はアオウミガメの特徴である左右対称の足跡で胴体の跡も真っ直ぐですが、右の写真は左右の足跡がずれてるうえ胴体の跡が左右にターンしながら進んでいるのでアカウミガメと思われます。
 ちなみに右側のアカウミガメは産卵せずに海へ帰ったようでした
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2010.07.21 やとぅ
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【やとぅ】 リーフの割れ目(地形)
 サンゴ礁が発達してできた岩盤状のリーフの割れ目で、“やとぅ”とか“やとぅんむぃ”(むぃ=穴)と呼ばれます。
 やとぅは、“くし”(リーフ)を越えて“いのー”(礁池)に流れ込んだ海水を排出する排水路の役割を持ち、リーフと垂直方向に(陸から海へ)櫛状に連なります。
 トンネル状に長く延びた穴は昼間でも薄暗く、夜行性の生き物の格好の住処となり、“イビ”や“ハンガヤ”等の甲殻類や“ネバリ”や“ハーユ”といった高級魚が多く生息しています。
 また、水面を泳いで獲物を探す流し泳ぎに比べ、やとぅ潜りは体力を消耗するうえ危険を伴います。
 「夜間電灯潜り漁でイセエビ捕りをしている際、やとぅの中でライトを岩にぶつけたはずみにライトが消灯してしまい暗闇の中を手探りで穴から脱出した。」
 素潜り漁師なら一度や二度はこのような危険な経験があるはずです。


 やとぅに出入りする際は、出口を見失ったり体や付属物が引っかかる等不測の危険を避けるため、「やとぅや いっちゃんむぃら いじりゅん」(割れ目は、入った穴から出る)という格言があります(byえらぶち兄ょ)
 そんな自分で自分に課したルールの意味を再確認させられ、危険な経験をしたことがありました
 うてぃるみずでエビ捕りをしている時の話。

 イセエビに誘われるようにリーフ中央に開いた穴から潜り、「そのうち海側の出口があるだろう。」と、勝手な思いこみで水路を奥に進み20m以上潜行したところで初めて自分の置かれている状況に気付いた
 「恐らく水路は外洋と通じているだろうけど、もしこの先が出口でなかったら死ぬ。 肺の残量はエンプティ間近だけど来た道を引き返すしかない。」
 初めて死の恐怖を感じながら慎重に出口を探し、必死で海面に顔を出したときは窒息寸前で視界は真っ白(ブラックアウト直前)だった
 リーフ上に立ち上がり「うをぉー!!!#$%&!!!」と、人気のない暗闇の中、大声で叫んだ。
 恐怖や安堵じゃなく、軽率な判断でルールを破った自分の行動が腹立たしかったから
 そのトラブル以降は、どんなに安全だと思っても決して穴をスルーすることはなく、「やとぅや・・・」のルールを馬鹿正直に実践してるど
 写真の魚は、やとぅに住み着くかわいい小魚のキンメモドキです(かまらんどぉ)
2010.07.19 すく
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【すく】 アイゴの幼魚(魚種)
 スズキ目・アイゴ科・アミアイゴ・ハナアイゴ
 方言で”あい”とか”えいぬいゅ”と呼ばれるアイゴの幼魚で、旧暦の6月前後の大潮の時期に群れをなしてリーフ内に回遊して(押し寄せて!)きます。
 骨ごと叩いた刺身や唐揚げ、塩煮、”すくがらす”の名称で知られる塩辛にして食べますが、藻を食べると”ひりかざ”(磯臭さ)がするので、リーフに入ってすぐの幼魚が高級とされます。
 「スクぬ ちゃっとー」(スクの群れが来たぞー)の声を聞くと人々は仕事を放り出し、網を手に海岸へ走ります。
 年に一度のネリヤカナヤからの贈り物に村は沸き立ち、季節は夏本番へと向かいます。


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 奄美でもっとも遅い梅雨明けを迎え、宮古崎に誘われるように(2カ月ぶり!)潜りにGO
 イベント打ち上げ用の刺身と唐揚げをゲットしたあと、シラヒゲウニの生育状況を確認しようと宮古浜のリーフを潜ると海底にはちょっとした異変が
 去年は足の踏み場もないくらいいたウニが激減し、変わりに見たこともない程の”すく”の大群が海底の藻を食べとった
 「今年はスクが大漁じゃー。」と喜んだのもつかの間で、「もしかしたらウニが見あたらんのはスクの大発生と関係があるのかも・・」と気になってきた。
 必死で藻を食べて金色に変色したスクの群れはとても美しく悪者にしたくはないけど、「アイゴ食害で磯焼けが。」などという事態にはなってほしくないよやー
 とりあえず次の大潮までにスク網作ろう 
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