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2009.06.28 しし
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【しし】 イノシシ(動物)
 ウシ目・イノシシ科・リュウキュウイノシシ
 銃による”ヨマチ”や縄による”クビリゴ”、落とし穴による”シシゴモリ”等で捕獲され、古くから島人の貴重なタンパク源でした。
 本土のニホンイノシシより小さいのですが、肉質、特に皮目の油は本土のそれに比べ柔らかく上質です。
 炭火で焼いて塩コショウ(通は塩のみ)で食べるのが一般的ですが、新鮮なうちは”ながんじし”(内ロース)や”肝”(レバー)、”まめ”(心臓)、”ふぐり”(睾丸)などは塩ごま油や生姜醤油をつけ刺身で食べることができ何よりのご馳走です。
 ちなみにわが家では正月やお祝いの席で供される”三献”の二の膳のスープとして食べています。


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 「おーいっ、シシみんじゃんかなん、マキ打たんな?」(イノシシ獲ったからシメらんか?)、そう言って和夫オジが来たので、「オヤ(親)な?クワー(子)な?」と聞くと、「あい、クワーど」との返事

 何でこんなやり取りになったかというと、最近7,8匹の子ジシと100斤(60kg)以上ありそうな親ジシのファミリーが頻繁に出没しては、イッちゃんの地豆畑や和夫オジのスモモ畑で”すここい”(地面を掘り返す)する傍若無人な振る舞いが集落内で話題になっていたから。
 上の写真も兄ょの家の縁側から撮った写真で、ライトを向けても一心不乱に地面に顔を埋めぜんぜん警戒していない様子。

 「あげー、がっしゅんむんマキ打つのは簡単だんぱ、かみだめねんどー」(シメるのは簡単だけど小さすぎて食べるだけないよ)っちいうことで、殺さず”つかなう”(飼育する)ことに。
 「こねだ、ノリのひんじゃやあつかたんかなん、あんひんじゃやどりっち入ーろ。」(この間、範樹オジのヤギは処分したから範樹オジのヤギ小屋に入れよう)と、勝手な段取りで範樹オジの裏庭へ
 実は範樹オジ、これまでもイノシシを飼育した実績の持ち主で手際よく小屋の中へ。
 兄ょが、「ししはぬーかむんわけー?」(イノシシは何を食べるの?)と聞くと、「心配すんな。ワンがネセんきゃのため、てーにんし、ほですんよー。」(オジが青年達のため大事に育てるよー)との心強い返事
 っちゅーことで、舟漕の祝勝会(?)は和夫オジ&範樹オジのししん汁に決まりどー! キバランバー!
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2009.06.18 よあて(2)
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【よあて】 横当島(地名)
 ”よあて”は周囲10.2km、面積2.8k㎡という小島にも関わらす標高が495mもあり、奄美大島の最高峰、湯湾岳が標高694mであることを考えるととても急峻な島です。
 波頭と風雨に侵食され鋭利に尖った島の山頂(火口)の内部は断崖絶壁の空洞で、島はさながら洋上にそびえる煙突
 上の写真は東峰5合目付近から西峰を写した写真で(白い小屋や伐採道は竹興行によるビロウ採取跡)航空写真ではありません。


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 オヤジに連れられてヤチローとチビkと横当島登山ツアーに行ったときの話・・・

 5,60kgありそうなダイバン山羊に見物されながらボロボロ崩れる貧弱な斜面を這いつくばって頂上にたどり着いたら、あまりの光景に腰が抜けて○玉が縮み上がった
 島の頂上は絶壁どころかオーバーハングした(被った)崖で今にも滑落しそうな縁
 しかも、火口の中はまるでアフリカ大地溝帯の様な別世界で、ビロウや照葉樹の密林が広がっとる。
 (高所恐怖症なので)ファインダーを見ずに手だけ出して必死で”写るんです”のシャッターを
 ヘタレ登山だったけど横当登頂に成功したのは兄ょの人生の中でベスト5に入る快挙(?)ド
 あれから9年、来月の7月22日にはトカラ列島を中心に皆既日食が繰り広げられるとのこと。
 久しぶりによあてツアーを計画しよーかい ディ!

 ところで・・・島魚・国直鮮魚店、今日で開店から1年が経過しました
 これまでご来店いただいた皆様に深く感謝申し上げます アリガッサマリョータ!
 日々精進して営業いたしますので今後ともご愛顧願います
2009.06.18 よあて
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【よあて】 横当島(地名)
 国直から北西約70kmの東シナ海に浮かぶ無人の火山島で、天気の良い日には富士山型のコニーデを中心に3つ並んだ島影を見ることができます。
 漁師たちは中央と左に見える横当島を”おやじま”(親島)、右側の上ノ根島を”くゎーじま”(子島)と呼び、2島(3山)を総称して”よあて”(横当)と呼んでいます。
 外洋の強い潮流と起伏に富んだ地形からマチ類、ホタ類等の高級魚の生息域として島の漁師達の重要な漁場で有ると共に、親島の南北のくびれ部分は漁船が錨泊する天然の避難港です。


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 平成13年6月18日、勤務中だったけどいつになく横当島が綺麗に見えたので嶺山公園に車を止めて写真を撮りました。
 ”よあて”で漁をしているオヤジのことを考えながら写真を撮り、煙草を吸ったのを昨日のように覚えています。
 父の日なのにプレゼントどころか機嫌を損ねて出港させたことがとても残念でなりませんでした。
 早いもので、暑かったあの日から8年目の夏です。 
2009.06.12 じょぐち
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【じょぐち】 門口(地名)
 島の海沿いのカネク地集落には”じょぐち”(門口)と呼ばれる海岸へ真っ直ぐ延びる通りがあります。
 国直にも5本のじょぐちが平行して並んでおり、そのうちの一つが”じょぐちんしゃっくゎ”(上の絵)です。
 両脇を樹齢数百年のとっくぃぎ(フクギ)にうっそうと覆われた幅2mもない小路ですが、白砂の地面と海岸へ通り抜ける風が心地よく、子供の頃は木登りをして遊んだ場所です。・・・でした。
 残念ながら、現在では片方が伐採され半分だけのトンネル並木になってしまいました


           
   フクギ(*)のトンネル抜けて 白く輝く浜辺におりよう
   僕達の思い悩むことなんて ちっぽけなことだときっと気付くから
   毎日の暮らしに疲れてしまって なんにも手につかなくなっても
   ガンバルコトナンカシナクテイイノサ
   風の吹くまま 気の向くまま なるようになるのさ
   (※ メロディの都合でフクギをガジュマルと替えて唄っています)

 INOOのよーちゃんの名曲「テゲテゲで行こう」の歌詞です。
 イジメを苦にして悩む若者達に向けて造られた曲で、おどけた曲名やウクレレの音色とは裏腹に強いメッセージを持っています。
 唄い出しの「フクギのトンネル~」とは、じょぐちんしゃっくゎから見た風景らしいです。
2009.06.08 いのー
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【いのー】 礁池(地形)
 島は”くし”(礁縁)と呼ばれる急峻にせり上がった珊瑚礁に囲まれ、くしは台風や季節風の大波から島を守っています。
 外洋から遮断されたくしの内側には、”いのー”(礁池)と呼ばれる浅くて静穏な海域が広がり、そこには珊瑚や海草、魚介類等多様な生物が生息しています。
 いのーは生き物達に産卵場や棲み場を与える”命の海”であり、人々が手軽に海草や貝、ウニ、タコ、小魚などの海の幸を得ることができる”海の畑”でもあります。


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 こちらはNagのウェディングパーティーにも出演していただいた”INOO”(海畑)のよーちゃん。
 先日は絵師のケンムン兄やイタチ猟師のシゲちゃん、サーファーのヒデちゃん達とお家にお邪魔して宴会(ミニライブ?)に
 よーちゃん特製のシーガンスープや焼酎でいい気分になった頃、”くんにょりんちゅ”の二人がオープンニングアクトで名(迷)曲「アダンの杜」やINOOの曲をパクって熱唱
 ワタんこつかんで笑った後は、よーちゃんの「テゲテゲで行こう」をみんなで大合唱
 いつまでも、(帰りの車までも)「テゲテゲで~」のリフレインが止まん、むぃじらい(楽しい)夜でした。
 よーちゃんアリガッサマリョータ!
 ということで、よーちゃんのブログ”南の島のてげてげらいふ”をリンクに追加しました
 てげてげワールドへGO
2009.06.06 かねく
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【かねく】 カネク(地名)
 奄美から沖縄の南西諸島に多く存在する地名で、ほとんどが沖積平野の海浜地帯に位置しています。
 土地が内陸部のような赤土ではなく、珊瑚が風化した砂地であることからカネク地とも呼ばれます。
 奄美大島では名瀬の金久町、笠利町の中金久、大和村の大金久等、金久(カネク)と呼ぶのが一般的ですが、徳之島や沖縄諸島では天城町の兼久、伊仙町の兼久貝塚など兼久(カニク)が多くなります。
 村内では大字大金久の他、大棚の濱金久、今里の金久、金久ノ平、国直の金久地、中金久地、小金久など6つの小字がありますが、すべて金久(カネク)です。
 ちなみに、元ちとせの出身地は瀬戸内町の嘉徳(カディク)ですが由来は同じらしいです。


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 シマの地名等の研究に沖縄から来ている渡久地センセーに影響を受け、国直周辺海域の岩や瀬など局所的な地名にとても興味を持つ様になりました。
 そんな折地元紙に、「大和村の大金久、昔は金久村だった。」という興味深い記事が掲載されました。
 記事によると、明治20年、大島郡内の同一地名の村を改称して新たな地名を付ける”お達し”が鹿児島県知事名で告示されたとのこと。
 しかも、その名前を残す優先順位は、①大島本島を優先する、②行政庁のある島・村を優先する(支庁のある金久村を残した大金久はこれに該当)、③大きい村を優先する、という荒っぽいもの。
 地名は民俗文化だとさえ思っていたのに”お上”の画一的な手法にちょっとショック。
 薩摩のお役人も味気ないことをやりおるわ。
2009.06.04 かしゃ
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【かしゃ】 クマタケラン(植物名)
 ”さねん”とも呼ばれるショウガ科の常緑多年草で、春先から梅雨入りまで白く清楚な花を咲かせます。
 大きくて光沢のある葉は抗菌作用があり衛生的によろしいことから、”かしゃ餅”や”ふつ餅”等を包む”餅がしゃ”として利用されます。
 かしゃの葉は熱を通すと包んだ食材に芳香を移し素材の旨さを引き立てます。
 いつも行く居酒屋一村のお気に入りメニューは「うなぎのさねん蒸し」、もちろん絶品です


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 仲が良いことの喩えを方言で「ムチとカシャ」と言います。
 しおらしくカシャの葉に身を任せる餅と、優しくすべてを包み込む包容力のあるかしゃの抱き合うソレは夫婦の究極形でしょう
 「いつがでぃんムチとカシャにしなちかしゃすろやー」(いつまでも餅とかしゃの葉のようにラブラブでいようねー)、と固く誓ったのは10年以上前
 今では「毎日まで帰ってこんで良いのにー」とか言われ、二人で顔を付き合わせる週末はお邪魔な雰囲気さえ漂う始末
 がっしいーば、最近のかしゃ餅やレンジしチンすらるんにしビニールに包まってぃ売とぅりやー
2009.06.02 かさりんちゅ
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【かさりんちゅ】 カサリンチュ(アーティスト名)
 ヴォーカルでアコースティックギターを弾くタツヒロと、同じくヴォーカルでヒューマンビートボックス(人間太鼓箱?)のコウスケの二人組みユニット。
 奄美市笠利(かさり)町出身なので”カサリンチュ”と名乗っています(多分)。
 結婚式の余興やお祝いなどローカルな場所で活動していた二人ですが、2007年にディ!レコードからCDデビューすると瞬く間に島の若者の心をつかんじゃいました。
 AMAMIというフィールドに閉じ込めておくのはもったいないくらいのパフォーマンスです(かといって島から出て行って欲しくないけどね)。
 そんなカサリンチュの新曲”ファンキーコウウンキ”(曲名も笑)が6/2までitunesで無料ダウンロードできます、というかローカルユニットがitunesで取り上げられるのがスゴイ!
 7月15日にはミニアルバム”sunny day style”が発売されるらしい たのしみじゃ
 ちなみにタツヒロのブログ→ファンキー耕運記、とコウスケのブログ→とっつブログです。


 爽やかな青年ネタに続き恐縮すが・・・写真は”くんにょりんちゅ”(国直人)の二人
 風呂嫌いのススム兄と、病院嫌いのシゲちゃんコンビ
 夕日の沈む頃になると浜に下りてきては即興のメロディを奏でています。
 何でもデビュー曲は「ハブ飲んでGO!」だとか・・・
 これからも二人の動向から目が離せません。

 頼む!ケンゴ、オジんきゃにCD作ってくれ ドォーカシ!
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