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【しょうがつうた】 正月唄(祝い唄)
 正月のすかんま 床向こてぃ見りば  (正月の朝に 床の間に向かって見れば)
 うらじるとゆじる 祝い美らさ   (ウラジロとユズリハが 正月を祝っているのが美しい)

 奄美で広く唄われる正月祝い唄で、ご存知の方も多いでしょう。
 しかし、次の祝い唄を知っている方はちょっとした奄美通です。

 元日のすかんま 浜に下りて見りば  (正月の朝に 浜に下りて見れば)
 朝糞ぬ左巻き 祝い美らさ   (左巻きの朝糞が 正月を祝っているのが美しい)


 あけましておめでとうございます <(_ _)>
 今日は旧暦の1月1日・元旦です。 元旦早々汚い話ですみょーらん m(-_-)m
 それにしても、う○この形で正月を祝うとは昔の島人はおおらかじゃやー

 ところで、今週末は今年一番の寒波の襲来で海は大シケ・・・毎日毎日、海岸と家を”もなあっき”(収穫のない無駄歩き)べりどー。
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2009.01.22 すがり
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【すがり】 シマダコ(魚類名)
 八腕形目・マダコ科・シマダコ(写真は茹でた後)。
 体に対して極端に腕が長く、頭の先から腕先まで縦縞に並んだ白い斑紋が特徴的です。
 ”いのー”(礁池)の中の砂地に生息し、夜になると摂食のため活発に活動します。
 ライトを当てると飛び上がるので簡単に見つけることができますが、捕獲後も動き回り小さな隙間から這い出そうとするので注意が必要です。
 ”すがり”の和名シマダコのシマは”縞ダコ”で、”とほ”(ワモンダコ)の別名シマダコは”島ダコ”のことです。


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 昨晩”いしきゃ”で潜っていると、横からヒューッと飛び出してきたすがりが目の前の砂地に座り込みました。
 「ゴチになります。」と、素手で捕まえ(気絶させるため)船のヘリにたたきつけると小さな物体を手放しました。
 よく見ると小さなタコで、かじられた形跡は見当たりませんでしたがおそらく捕食の直後だったのでしょう。
 潜っていると捕食中の獲物を捕らえることがよくあり、先日は8kgのこぼしょめを銛で突くと4kgのえらぶちを抱きかかえていました。
2009.01.20 あまんでぃ
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【あまんでぃ】 奄美岳《湯湾岳》(地名)
 海抜694・4m、奄美大島の最高峰で、開祖、アマミコ・シニレクが降り立ったといわれる霊山です。
 大和村と宇検村の村境にあり、山頂近くまでそれぞれの村から登山道があります。
 島の最高峰だけあって、展望台(やぐら)からは東シナ海の横当島や今井崎など北大島を眺めることができ、頂上(国交省標点)の先からは瀬戸内町や徳之島など南部大島を一望することができます。


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 宇検村において湯湾岳がどの様に崇められたか知りませんが、大和村の名音の人達は昔から深い信仰の念を持って山を奉ってきており、山のことを集落の御山と思っているフシさえあります。
 そのせいか、集落の老人達は山のことを宇検村の集落名からきている”ユワンダケ”とは呼ばずに、”奄美岳”(アマンディもしくはターサ)と呼びます。

 編集済
2009.01.18 えらぶち(2)
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【えらぶち】 ブダイ(魚名)
 スズキ目・ブダイ科・イチモンジブダイ。
えらぶちの仲間は夜になると珊瑚の窪地やテーブル珊瑚の影で単体で眠ります。
 4,5kg以上の”おーがん”や”げんのー”(ナンヨウブダイ)になると、リーフの溝やエッジ下の砂地に粘膜を張って堂々と熟睡しています(寝ている間は少々のことでは起きません)。
 また、えらぶちは珊瑚をねぐらとしてだけでなく食用(主食)にしています。
 オウムの様な硬い嘴でガリガリとかじり取り、咽頭歯と呼ばれる臼状の奥歯ですりつぶして中に含まれる珊瑚藻を栄養源としているそうです。
 その噛み砕いた大量の排泄物は堆積して砂浜を形成するといわれています。


 珊瑚は浅瀬に生息する海草や魚介類の食物連鎖の底辺を支えているばかりでなく、砂浜、”いのー”(礁池)、”くし”(リーフ)といった生態系そのものを形作っています。
 温暖化による白化現象やオニヒトデの食害により島の珊瑚は大きなダメージを受けましたが、これらは近年新たな珊瑚の着床により僅かながら回復が見られます。
 しかしながら、湾内の生活排水や赤土による水質汚染は危機的状況で、泥をかぶった珊瑚は新たな珊瑚の着床も見込めず、なによりここ数年は珊瑚のベースとなる岩礁そのものが崩れ始めています。
 集落前の珊瑚が死滅してえらぶちの寝姿が見当たらなくなるのと同じくして、台風の高波が集落に押し寄せ被害をこうむるようになりました。
 人間もえらぶちと同じだけ珊瑚に依存しているようです。
2009.01.16 やせうりどろ
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【やせうりどろ】 無人販売所(商業)
 村内には国直から大和浜の間の県道沿いに6軒のに”やせうりどろ”(無人販売所)があります。
 季節の野菜を中心に果物や切り花、佃煮等の加工品、春先にはアオサ等の海産物等様々な商品が出品され島の季節を垣間見ることができます。
 今日も小銭を持って買出しに行くと、大根、生姜、チンゲン菜、ほうれん草、ハンダマ、インゲン、かぼちゃ、ニラ、キンカン、タンカン・・・少量多種類の新鮮な野菜が並べられていました。
 魚屋の陳列台もそうですが、生鮮食料品売り場は見ているだけで心が躍ります。


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 兄ょのイチオシは湯湾釜生活改善なかよしグループのお店です
 その日のうちに収穫された新鮮な野菜が各ブースに並べられますが瞬く間に売切れてしまいます。
 いつも思うことですが、農家や漁師、一次産業で作物を作り出す彼らこそ島の活力源です。
 国や地方自治体はがんばっている彼らをもっと後押しをすべきではないでしょうか
 見慣れて素通りしてしまう様な原風景にこそ島の宝(島おこしのヒント)が埋もれていると思います。

2009.01.14 くるがま
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【くるがま】 黒崖(地名)
 国直と宮古崎の間(崎ノ浜と宮古浜の中間)に位置する小さな砂浜です。
 浜の背後には名前の由来となったと思われる”ガマ”(絶壁・崖)がそそり立っており、山からは容易に近づけません。
 波打ち際のトコブシから浅瀬のウニ・タコ・タカセ貝、珊瑚礁外縁のブダイ・アラ・ハタ等海産物の宝庫です・・・でした(正確には少々過去形です)。


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 狭い浦内湾(思勝湾)ですが向きにより海底の様子は劇的に変化します。
 親川崎から大和浜、宮古崎周辺の荒場では海岸線と平行方向に”くし”(岩礁帯)が発達し、その内側には”いのー”(礁池)を形成します。
 大和浜から湯湾釜に至る静穏域では砂地の中に”つぶる”(礁群落)が点在しコロニーを形成します。
 そして国直から”くるがま”までの湾頭は海岸線と垂直方向に”すじ”(珊瑚の海底山脈)が幾重にも連なり、静穏でありながら潮通しのいい珊瑚帯域を形成します。
 すじはテーブル珊瑚を中心に多様な珊瑚が最大30m以上にそびえ立ち、生物のパラダイスを作り出します。
 しかし、起伏が激しくダイナミックな海域ですが、赤土汚染が深刻で珊瑚の回復が最も遅れている場所です。
2009.01.12 くびぎ
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【くびぎ】 ツルグミ(薬用植物)
 グミ科・グミ属・リュウキュウツルグミ。
 常緑つる性低木で日当たりのよい林道脇に自生しています。
 島では、”だらぎ”(タラノキ)、”ばんしろう”(グァバ)、”ふつ”(ヨモギ)、”ほぼくさ”(オオバコ)など多くの植物が生薬として飲まれていますが、”くびぎ”はその中でも最もポピュラーな薬用植物です。
 陰干した茎を煎じて飲むと、風邪や破傷風、高血圧、腎臓病、肝臓病・・万病に効果があるといわれ、市場やスーパーで(500円ぐらいで?)販売されています。
 年末年始に飲みすぎて体調不良になりがちなオジサン達の心強い味方です。


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 「たしかここにくびぎがあったはず・・・。」と職場でタケちゃんのロッカーを物色(?)するとネットに包まった大量のブツを見つけ、数本失敬しました。
 ストーブの上の沸騰したヤカンにくびぎ5,6片を投入するときれいな琥珀色に染まりました。
 「風邪のひき始めにはクビギが一番っちょ」みたいな知ったかぶりで飲んでいましたが、やがてヤカンの中に異変事態発生です。
 一番煎じは薄い紅茶のような色でしたが、二番煎じは濃いコーヒーの様な色に変わり、三番煎じにいたっては糖蜜の様な毒々しい黒色に変わってきました
 こんな色のくびぎ茶など見たことがありません
 もしかすると、タケちゃんのロッカーにある靴下・スパイク・グローブ・エ○本などいろんな微生物と反応して醗酵茶になったんかい?
 はげー、ワンな1リットルくらい飲んだどー
2009.01.08 としのよえ
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【としのよえ】 年の祝(年中行事)
 当年の十二支と生まれ年の十二支が同じ”年男・年女”の健康と長寿を願うお祝いで、最初に訪れる年日(同じ十二支の日)に行われます。
 丑年の今年は1月8日・癸丑(みずのとうし)が最初の年日でした。
 以前は、13歳の女の子は実家で行う最後のお祝いになることが多かったので盛大に祝ったそうですが、最近は晩婚化の影響かさほど派手にすることはなくなりました。
 ↓は昨日に続きひろし家の長女、としのゆえの”なーみ”です ♥♥(oܫo)キョラムンドー♫ 。

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 今日は、ウチでも甥っ子の”たなぐり”れんの13歳のとしのよえでした
 仕事で出席できないので、せめて三献の刺身と”すぃーむんいゅ”(吸い物に入れる魚:アラハタ)くらいは獲ってやろうと昨日のうちに潜りに行きました。
 うねりが残って濁りが抜けない悪条件のでしたが、数箇所の漁礁をピンポイントで潜って突いた今年の初物は、”おーえらぶち”(青ブダイ)でした。
 れんのとしのよえには手ごろな刺身です(あまり高級すぎてもいかんので)。
 「どぅくさし、ほでれよー、れーん。」
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【なんかんじょせ】 七草粥(祝料理)
 今日、1月7日は”なんかんせっく”(七日節供)です。
 先日の投稿”せねとらむんのせっくばたらき”の際に、「節供日っちばいつかい?」と気になってWEBで検索すると、1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(しちせき)、9月9日の重陽(ちょうよう)の五節供があり、いずれも長命、健康、幸運を願う日ということでした。
 島ではナンカンセック、サンガツサンチ、ゴガツゴンチ、タナバタ、クガツクンチと呼ばれ旧暦(太陰暦)で行われますが、なぜかナンカンセックだけは新暦(太陽暦)で行われます。
 もともと食物を供することから始まった日らしく、それぞれ”なんかんじょせ”や”ふつもち”、”あくまき”、”みき”など、特定の料理を食べる習慣があります。
 島のなんかんじょせは内地の七草粥のように厳密に春の七草を入れることはなく、大根・人参・椎茸・里芋・葉野菜、塩豚など七品(?)を入れ薄味で煮込みます。


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 ”なんかんせっく”(1月7日)は数え7歳になる子供達が親戚や近所の家をまわって”なんかんじょせ”(七草粥)をもらいます。
 同窓のひろしの末娘”み-な”が数え7歳になるので、「なんかんじょせもらいが来んわけなー?」、とをすると既に7軒もらっているうえ特段お祝いもしないとのつたない返事
 「あいあいー、うりしやいきゃんどー。なまらなんかんじょせ持っち行くんかなん、すぃーむん熱らし待っちゅりよー。」(いやいや、そんなことはではいけないよ。これから七草粥をもってお邪魔するから準備して待っててね。)と、半ば強引にお祝いに押しかけることにして同窓達に集合の
 これから名瀬のひろし宅まで行ってきます
 ↑はひろし家の末娘、やちゃむん”みーな”です ♥♥(o→ܫ←o)モゾサリヤー♫
2009.01.05 あかぼう
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【あかぼう】 ハチビキ(魚類名)
 スズキ目 ハチビキ科
 水深200m以上の曽根と呼ばれる起伏の激しい岩礁域に生息し、”あかまつ”(オナガダイ)狙いの一本釣り漁で混獲されます。
 名前の由来のとおり身が赤くて火を通すと色がくすむことから安値(あかまつの10分の1程)で取引されますがとても美味しい魚です。


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 今日1月5日は漁協の初セリです。
 本所(奄美漁協笠利本所)に仕事始めに出たシノブ兄から丸々としたあかぼうを貰ったので、半身は皮目を湯引きして刺身で食べ、残りは韓国味噌で激辛海鮮チゲにして食べました。
 プリプリとして食べ応えのある皮目は懐かしい味でした
 オヤジが漁をしていたころはいしょしゃのにぎたれいゅの言葉のとおり、”あかぼう”や”どんこ”(ハマダイの仲間)、”はーむ”(キントキダイの仲間)といった安い魚ばかり食べていたのを思い出しました
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