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2008.09.29 あばすぬこー
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【あばすぬこー】 ハリセンボンの皮(食材)
 あばすは"こー"(皮)を剥いだ状態で市場に出回っており、皮を食べることはあまりありません。
 通常は捨てられる皮ですが、がんばって下処理をするとプルプル・モチモチとした食感のコラーゲンたっぷり食材になります。
 今日はぶつ切り刺身にし、ネギをぶっかけて酢味噌仕立てで食べました。

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 ハリセンボンの中でもヒトズラハリセンボンはトゲが小さく、比較的簡単にトゲを抜くことができます。
 身から剥がした皮を丸ごと茹で、暖かいうちにトゲを一本づつペンチで抜いでいきます。
 地道で根気のいる作業ですが、やるだけの価値はあります。
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 本当にハリセンボンは針が千本あるのか気になって数えてみました。暇人なもので・・・
 集計の結果、総数625本でした(右上:10本束×62+5本)
 千本というのはあくまでも沢山あることの比喩表現で実物の形状とは異なるようです。
 今後、指切りげんまんをするときは「ウソ付いたら針625本飲~ます。」と言いましょう
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2008.09.27 あばす
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【あばす】 ハリセンボン(魚類名)
 フグ目・ハリセンボン科・ヒトズラハリセンボン
 水深40m以浅の岩礁帯に生息しています。
 危険を感じると胃に大量の海水を飲み込んで体を膨らませ棘を逆立てて威嚇します。
 フグの仲間ですが毒はありません。

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 アバスの皮の剥がし方
 1 背びれ・胸びれ・尾びれの根元に切り込みを入れます。
 2 口の周りにぐるっと切れ込みを入れ、包丁でスジをカットしながら皮をめくり剥がしていきます。


 兄ょからのワンポイントアドバイス
 ① コトの前に包丁は丁寧に研いでおいてください(日頃のケアが大事です)。
 ② 恥ずかしがっても決して電気を消してはいけません。
 ③ 「へー。結構色白なんだ」とか、「ウエストがスリムだね。」とか甘いトークで雰囲気を和ませます。
 ④ 頭の方から素早く、優しく、慌てず一気に皮を”脱がせ”ます。


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 あばすは捨てるところ無く食べられます。
 以外と身は少ないのですが肉質は上品で唐揚げがギザウマです
 しかし、本当においしい部位は、肝、浮き袋、腹膜の内臓系です
 あばす鍋にするとトロトロとした食感と旨味がしみ出てきます。
 (本当は棘のある皮も美味いんだけどそのネタは次回に)
 さばいたあばすは日曜日の運動会打ち上げ用に鍋にします

2008.09.26 あみつけ(2)
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【あみつけ】 刺網漁(漁法)
 あみつけは日没前にエビの漁場に網を張り、翌日、日の出を待って揚網に行きます。
 ”ひじゃ”(岩場の波打ち際)や”やとんむぃ”(割れ目)、”くし”(リーフ上)、”なだら”(緩斜面)など、その日の潮や天候によって網を張るポイントを変えながら操業します。
 おなじ海域でもポイントを外すと水揚げが激減するので、網を入れるときはいつも気を遣います。


 子供の頃、夏休みになると朝早くからオヤジに叩き起こされてラジオ体操も行かずに揚網に連れて行かれたのがとても懐かしく思い出されます。
 とうとう成人してからはオヤジと網付けには行けなかったけれど、網の張り方やエビのポイント、食べる楽しみは体に染み付いていました。
 何より、出勤前や帰宅後、当たり前に海に行けるのは子供の頃のオヤジに連れて行かれた習慣のおかげです。

 (修正済)
2008.09.25 うぶす
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【うぶす】 スマガツオ(魚類名)
 スズキ目・サバ科・スマ
 一本釣りや引き縄で漁獲され、腹にある黒色斑がお灸の跡のように見えることから”ヤイト”ともよばれます。
 秋口から冬場、今の下りの時期は中トロ並の脂がのって絶品です。
 今日のウブスは若草丸からいただきました。
 ただすみオジありがっさまりょーた! 今度えび持っていくからよー!


      

 うぶすの話とは全然カンケー無いのですが・・・
 23日にばしゃ山村であったハナレグミのライブに行ってきました。
 満点の星空の下、高台の古民家から海を見下ろす野外のロケーションがナイスで開演前からテンション上がり気味
 肝心のライブは”家族の風景”の様な甘い歌声を予想していたのですが、ガンガンにファンキーな演奏で会場は大盛り上がりでした(下ネタMCに大爆笑)
 オープニングのかさりんちゅから、くるり、どんと、ボガンボスと大好きなミュージシャンがつながって大感激でした
 永積サイコー
 カーシュさんありがとう(こちらのブログでライブ情報を知りました)
 なっちゃんサンキュー(ライブの主催者だそうです)
 
2008.09.23 みゃくざき(2)
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【みゃくざき】 宮古崎(地名)
 国直の人達は、宮古崎に対して愛着と畏敬の念を持っています。
 単純に漁場や大字国直としての土地という概念以上に、強風から集落を守る守り神、航行する船の道標等々集落民の精神的な拠り所のような感覚があります。
 (うまく言い表せませんが名音における湯湾岳、今里における立神のような存在です)
 また、シマを離れて暮らす人々をノスタルジックな気持ちにさせます。
 兄ょは内地で国直を思い出すときは、宮古崎のシルエットが瞼に浮かびました。


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 先日、いとこの家族が横浜に引っ越しました。
 いろんな事情があって決断したことでしょうが、身内が島を離れるのはとても寂しいことです
 もしかしたら、彼らも内地で宮古崎のシルエットを思い浮かべるかもしれません。
 そんなシマを離れて暮らす人たちのためにも、兄ょは宮古崎の様な存在感のある鮮魚店を目指します
2008.09.21 あさひがに
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【あさひがに】 アサヒガニ(魚介類)
 十脚目・アサヒガニ科・アサヒガニ
 体長は15Cm程で、水深10~100mの砂地の海底に生息し、かかり網漁で捕獲します(5~8月は禁漁)。
 生きている間から朝日のように真っ赤なので朝日蟹(旭蟹)というらしいです。
 塩茹でや味噌汁で食べるのが一般的ですが他の蟹と比べ殻が薄いので(背中以外)、炒め物や焼き物など料理方は多い様です。

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 かかり網漁は、魚のアラなど蟹の餌を刺した直径60Cm程の丸い網を連結して海底に設置し、蟹が掛かるのを待ちます。
 以前は”おやご”(親川)や”いしきゃ”(石川)などの漁場で豊富に捕れていましたが、最近は乱獲や環境の変化から個体数が激減しかかり網漁をする漁師も少なくなりました。
 小さい頃オヤジとよくアサヒガニ漁に行ったものですが、水深4,50mの海底からロープを引き上げる作業は子供にとって大変な重労働でした。
 それでも、一つの網に2,3匹と蟹が掛かると嬉しくて大はしゃぎしながらロープを引いたのを思い出します。

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 今日は漁協のシノブ兄からアサヒガニを2杯いただきました ァ-㌧v(´ゝω・`)))
 味噌汁にすると淡泊で上品なダシ、風味が出て最高に美味かったっす┳┳ …..(((((ヾ( o・д)っ ゴチソウサマ♪
 うんめい!うんめい!いいながら、犬のようにバリバリと殻ごとかぶりつきました ウォー!
2008.09.19 けーしかじ
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【けーしかじ】 吹き返しの風(気象)
 台風は進行方向に向かって反時計回りに風が吹き込むので、島に近づく台風が太平洋側を通過する際は北風が吹き、東シナ海側を通過する際は南風が吹きます。
 国直は北西に湾が開いているので、(北風の吹き込まない)東シナ海側を通過する方が比較的影響は少ないのですが、いずれの場合も台風が通過後の西からの”けーしかじ”は強烈に当たります。
 これまでも幾度と無くけーしかじによる台風災害に見舞われているので今回の13号台風も土嚢等を準備し災害に備えましたが、今日の海は風波とも比較的静かでホッとしています。


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 しかし、今日の海岸の汚さには閉口しました・・・
 赤土や河川の滞留物やで海がどす黒く濁っています
 こんな状態ではしばらく潜れそうもありません

 (左は平成16年台風16号による高潮時の様子)
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【まじむんばれいし】 悪霊払い石(石敢當)
 中国伝来の風習で、沖縄を中心とした南西諸島から鹿児島県本土で見られる魔よけの一種です。
 村を徘徊する”まじむん”(悪霊)は道路を曲がれずに直進する性質があるので、T字路にある家では魔よけのため突き当たりに”まじむんばれいし”を設置しまじむんが侵入するのを防ぎます。
 現在では石屋による表札タイプが大勢を占めていますが、以前は文字なしの無刻石が多く見られたそうです。


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 国直の道路には十字路がありません。
 海岸につながる”じょぐち”(ストリート)はまっすぐと海へ向かってのびますが、集落を横切る”なかみち”(アベニュー)は微妙にずれて、両者はT字型に交差します。
 現代人は直角に交差し一直線の道路を作りがちですが、国直のおやふじはあえて見通しの悪い曲がった道路を作ったようです。
 これは災いを恐れる風水学的な根拠によるものなのか、城(グスク)により村を守る軍事学的な根拠なのか非常に興味が湧きます。
2008.09.15 くわーがめ
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【くわーがめ】 子ガメ
 カメ目・ウミガメ科・アカウミガメ
 国直周辺では5月から7月頃にウミガメが産卵のため上陸します。
 一度に100個程産卵し、60日程で孵化するそうです。
 島では、「くっかるぬ鳴きてければかむぃぬ寄りゅん。」(アカショウビンが鳴く頃になるとカメが浜に上がる)という諺があります。


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 「兄ょー!カメ、カメ、たいへーん!すぐ浜にきてー!」と、シゲ兄が慌てて呼びに来ました。
 浜に降りると孵化したばかりの子ガメがナイロン網に絡まってもがいていました。
 おそらく昨夜に孵化したけれど網に絡まって海に戻れなかったのでしょう。
 台風の影響で天気が悪かったのがラッキーでした。(普通なら干からびてカラスに食べられています)
 急いでチビKとスミちゃんと手分けして網から外しました


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 遭難の子ガメ22匹を波打ち際に放すと全員元気に泳ぎ出しました。
 「無事に大きくなって国直に帰ってこいよー!」とみんなで見送りました
 カメを助けると、なんかいいことしたー感があるのは兄ょだけでしょうか?
 さすがに竜宮城へは案内されないだろーけど、なんかいいことありそーな気がします。・・・今週はロト6買おう


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 今日のお手柄のあさぎちゃん(1歳6カ月)です
 浜を散歩中にカメを見つけて、「たぁーとぉー。たぁーとぉー。」(turtle! turtle!)と、スミちゃんに教えたとか?
 カメラを向けると誇らしげでした
2008.09.13 わきぬす
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【わきぬす】 脇ノ瀬(地名)
 宮古崎の内海に面し、みゃくばま(宮古浜)との間に位置する瀬です。
 わきのすとみゃくばまとの間のイノー(礁池)は魚が多く滞留するので、ここを目印に網を張り魚を追い込み捕ります。
 また、瀬の周辺はえらぶち(ブダイ)やあやびき(スズメダイ)などが付いているので磯釣りの穴場でもあります。


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 わきのすは今では通称”大和の桟橋”もしくは”ひろし兄の桟橋”と呼ばれています。
 昭和50年代に遊歩道建設を中心とする公園整備事業の一環として大和建設(社長:富博司さん)が地磯とわきのすの間にコンクリートを打設し地続きの桟橋にしたからです。
 兄ょも、潜りの際の船泊やウニ割り場所として利用しています。
 県道から遊歩道に入り、ささんとを通って徒歩30分ぐらいでいけます。
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