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【くんにょりよねあごぶし】 国直米姉節(島唄)

国直米姉や うがしど頭や結うんにゃ  なあなり引きつけて 頭ぬ真頂ち結わんにゃ
国直米姉や 国直米姉美人ど      国直米姉や 山下青年んきゃにゃ及ばんど
国直米姉や 御十五夜ぬ御月      二十日夜ぬ闇夜
国直米姉や 朝顔の御花         国直峯次郎や 蝶なてぃ舞ゆり
※ 後段のフレーズは3度繰り返す(通常3度目は相方が掛け合う)

 米姉とは精神的に高みに入って気高くなった女性(ノロ)ではないかと言われています。
 国直の祭りで歌われることは無く、八月踊りにも似たようなフレーズは出てきません。
 (あくまでも兄ょの知る限りの範囲です)

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 多くの人に親しまれ、元ちとせや中孝介もCD化した名曲ですが、本家本元といえば浜川信良・昇兄弟でしょう。
 揃いの浴衣、捻り鉢巻で掛け合う二人の姿は、奄美の染之助染太郎と呼ばれ(?)国直米姉節を広く知らしめました。
 静かな歌い出しから、徐々に三味線のバチが激しくなり二人の声のトーンが盛り上がっていく様子は絶品でした。
 現在では昇オジがピンで(たまには彼女と掛け合って?)、歌い続けています。
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2008.07.30 みょうゆ
minokasago01【みょうゆ】 ミノカサゴ(魚類名)
 カサゴ目・フサカサゴ科
 和名、方言ともに、大きく長いヒレが蓑をかぶっているように見えることから名前が付いたのでしょう。
 欧米人にはヒレが雄ライオンのたてがみに見えたらしく、英名”ライオンフィッシュ”といいます。
 夜行性で昼間は岩礁地の影に潜んでいて、人間が近づいてもなかなか逃げません(しかし照れ屋さんらしくカメラを向けると横を向いてしまいます)。
 背ビレ、胸ビレ、尻ビレに強烈な毒を持ち、あふぁ(オニダルマオコゼ)と並んで海の危険生物の代表格です。
 刺されると激しく痛み患部が赤く腫れあがります。
 場合によっては、発熱、発汗、吐き気、呼吸困難に陥ることがあります。
 応急処置はあふぁ同様に患部をお湯に漬けると毒が不活性化するそうです。


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 いつも海の中でみょうゆに出会うと苦々しい視線で見つめていました。
 こいつには小学2年の時、右手を刺されて掌がグローブのように腫れ上がった経験があるからです
 「きっといつか唐揚げにして食ってやる」と思って見ていましたが・・・
 今日初めてまじまじと見てみると結構可愛い表情をしていることに気づきました
 目の上の触覚なんかとてもオチャメです。
 30年来の長く続いた確執ですが今日で和解します
2008.07.29 ふねあげ
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【ふねあげ】 ドッグ揚(漁業)
 今日はかずおオジの”海丸”のふねあげです。
 きれいに化粧直しをして、イカ釣機をセットしトビイカ漁に備えます。
 燃料代の高騰から少し遅れてのシーズンインですが、まだまだやる気満々の81歳かずおクンです。


 かずおオジと兄ょは同じ様な大きさの船をそれぞれ3隻持っています。
 外海に出る漁船と、沿岸で網漁や潜漁をする船外機付ボート、遊び釣りや軽作業用の手漕船です。
 季節毎の漁や道具作りなどいつもがずおオジの後を追うように準備をしています
 兄ょもそろそろ船あげてイカ釣りの準備しよーかい
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【みゃくざきつつじ】 タイワンヤマツツジ(樹木名)
 みゃくざきつつじを復活するため、平成15年国直青壮年団のメンバーを中心として”宮古崎ツツジを再生保存する会(仮称)”を立ち上げました。
 会は設立準備会以降実質的な活動を行っていませんが、個人的に植樹をするための苗作りを毎年行っています。
 慣れない園芸作業に試行錯誤(枯らしてばかり)ですが、自然の再生など短期間でできることではないので気長にやっています。
 おそらく、うっちゅ(老人)になるまで一生を掛けて行うライフワークと思っています。
 また、一人でできるプロジェクトではないので少しでも多くの人に協力を仰ぎたいと思っています。


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 兄ょからみゃくざきつつじを育てている方にお願いです。
 つつじを剪定の際、不要な枝がありましたらお譲り下さい。
 挿し木で育て、適切な時期に宮古崎に植樹します(決して自家用にはしません)。
 左源太が見た”都崎躑躅”を復活させるためどうぞご協力願います。
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【みゃくざきつつじ】 タイワンヤマツツジ(樹木名)
 ツツジ科・ツツジ属・常緑低木
 みゃくざき(宮古崎)周辺に自生するタイワンヤマツツジの亜種で、海岸線の風衝地からささんと~周辺のリュウキュウマツ林まで疎らに生えていました。
 他のタイワンヤマツツジに比べ葉は小さく丸みをおび鮮やかな朱色の花を咲かせます。
 4月頃の開花時期に海から宮古崎を眺めると岬全体が燃えるように紅く染まったといいます。
 江戸時代の薩摩藩士、名越左源太の著書で奄美大島の図解民俗誌「南島雑話」によると、「国直村より根瀬部村の方半道計りの所へ都崎といへるあり。(中略)此都崎躑躅(つつじ)の名所数多き上に紅色他と異なれり。」と記載され、古くからつつじの名勝として知られていたようです。


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 残念ながら・・・現在では宮古崎でつつじを見ることができません。
 美しい花を見ると自分の手元で咲かせたいと思う愛好家の欲望は抑えがたいようで、昭和55年の宮古崎遊歩道の完成に伴い多くの不届者がバール片手に山へ分け入りつつじを持ち去りました。
 しかし、何故かみゃくざきつつじが美しい花を咲かせるのは宮古崎で自生しているときだけで、家の庭に移植すると数年で枯れてしまったとのことです。

2008.07.26 ささんと
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【ささんと】 笹ン塔(地名)
 丈の短い笹(琉球竹)に覆われたみゃくざきの丘陵部。
 丘の上に立つと今井崎~横当島~大山崎と東シナ海の絶景が広がります。
 荒波によって削りられた断崖と、強風によって矮小化した笹が宮古崎の環境の厳しさを物語っています。
 また、ささんとの笹は丈夫で腐りにくいことから高倉の屋根のカヤとして島中で重宝されたそうです。

 朝方から熱低の影響でザワザワと風が吹くので早々と漁はあきらめ、弁当を持って一人ささんとへ遠足に出かけました。
 シゲ兄ょから借りたスーパーカブで草の生い茂る宮古崎遊歩道をかっ飛ばすと、道はクモの巣だらけで兄ょの顔はスパイダーマン状態です
 いつも海から見慣れているささんとですが、何年ぶりかの陸から見る風景は”チョー気持ちいい”ものでした。
 真っ正面に見える横当島に両手を合わせ、”がすつおにぎり”を食べました。
 子供のころは、よく段ボールで草スキー(ソリ)をして遊んだんだよねー
2008.07.25 のりきご
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【のりきご】 ノリキゴ(地名)
 大和浜の松崎と親川崎の中間にある小さな浜です。
 写真中央の小さな沢から絶えず水が流れ出ることから地名が付いたと思われます(ご:川)。
 山、水、地形等、うてぃるみず同様に好漁場となる条件がそろった場所です。
 昼間は日陰となり沢の水のおかげで涼しいので、がしち割り場所に最適です。


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 10年以上前、村のサークル”いっさぐれくらぶ”(いっさぐれ:食いしん坊)でキャンプに行きました。
 昼間にみんなで潜って夜はいしょむん&しし肉の大バーベキュー大会です
 大量のビール、焼酎を持ち込み特大ファイアーを囲んでの大宴会でした
 今年の夏は久しぶりにみんなで上陸したいねー
2008.07.24 とぎゃ
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【とぎゃ】 銛(漁具)
 獲物を捕らえた際に銛先がはずれる”先とぎゃ”と呼ばれるタイプで、銛尻に滑車がありゴムが折り返して伸縮します。
 夜間の電灯潜り漁や、干潮時にリーフ上で小魚を突くのに適しています。
 20年以上前にとっかオジから譲り受けました。


 射程距離は僅か50Cm程度しかないうえ、なれるまでなかなか命中しません。
 魚に近づかないと仕留められず、このとぎゃを使うことで静かに潜り魚に近寄る技術を学びました。
 最初からdivewaysやriffeを使っていたらこんな苦労はしなかったでしょう。
 最良の初心者用のトレーニンググッズと言えます。
 兄ょも時期が来たら次の世代の若者にこのとぎゃを譲りたいと思います。
2008.07.23 がしちわり
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【がしちわり】 ウニ割り(漁業)
 島では、ウニの採取は男性が行い、がしちわりは主に女性が行います。作業工程は概ね次のとおりです。
1 まな板状の固定物の上でウニを裏返し、出刃包丁の背中で縦割りにします。
 この際、”ふす”と呼ばれる内部突起を砕きます。
 (内地のウニ割器を持ち込んでみましたが使い慣れた出刃包丁のほうがよいらしく誰も使いません。)
2 軽く振って内部の消化器官を排出します。
3 海水につけさらに振り内部を排出しそれでも残っている器官は丁寧に手で取り除きます。
4 5列に配列された身(生殖巣)をティースプーンでかき出し容器へ入れます。
 2合瓶が流通規格ですが、自家消費用は500mlのペットボトルへ詰めることもあります。

 ウニの生育不良のため解禁後も自主的に禁漁としていたウニ漁ですが、十分な実入りが確認できた海域は今日から口開け(解禁)です
 実の詰まった大量のウニを前にオバ達のlテンションはあがり気味で、ゆむた(おしゃべり)が止まりません
2008.07.22 うず
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【うず】 ウツボ(魚類名)
 ウナギ目・ウツボ科・ドクウツボ(?)
 外洋に面した岩礁域の岩穴に生息していますが、フツーに港の中でも見かけます。
 海の危険生物とされ、大きく口を開け人間を威嚇する姿が獰猛な印象を与えがちですが、むしろ性格は臆病で、ちょっかいを出さない限り攻撃してくることはありません。
 銛で突き刺すと激しく絡んでくるので、素早く取り込まないと高価なシャフトを折られてしまいます。


 うずは捌く前に灰をまぶしてゴシゴシ擦り表面のぬめりを落とすと扱いやすくなるうえ生臭さが取れます。
 ゼラチン質の皮下脂肪はコラーゲンたっぷりのアンチエイジングゥ~な食材です。
 ウナギの親戚だけあって蒲焼きでイケますが、国直では生姜味噌煮で食べるのが主流です
 わが家では、7月24日の土用の丑の日は鰻ではなくうずを食べます。
 日頃のご愛顧に感謝し、当店ご来店の方にもお譲りいたします。
 当然、中国産でも一色産でもなく国直産です。
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